海外豆知識

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アメリカで広がりつつある体験型展示店舗ビジネスの紹介

最新プロダクトがキュレーションされたブランドや製品を発信するフラッグシップショップ


ニューヨークに物理的店舗を構えるにはコストが大きく、オンラインで顧客との直接取引に特化していたD2Cブランドが単体で物理的店舗を運営するには相当の投資が必要となります。
ネイキッドは、近未来的なデザインの約650平米のスペースに、およそ3か月ごとに40から50種のブランドもしくは製品がキュレーションされ、展示販売されています。
消費者にとっては、未来を体現する新しいブランドや商品との出会いの場を提供し、意識ある消費を生む物理的店舗であり、かつ、D2Cブランドなど直接顧客と物理的に接する機会を持たない、もしくは機会が少ないブランドや企業にとっては、顧客との効果的な接点を比較的少ない投資で提供してくれるサービスであるといえます。

実際にNAKEDを訪問したNY在住日本人の記事に店内詳細が紹介されていますので、ご覧ください。
https://www.mo4ma.org/blogs/post/nomad-marketer-at-NY_31-1

NAKED
https://nakedretailgroup.com/aboutより

D2Cブランド、アートが集う世界一おもしろいお店 


ネイキッドと同じようなダイレクトコンシューマー体験型展示店舗コンセプトのリテイルソリューションを提供しています。
ショーフィールズは全4フロア、およそ1300平米のスペースで構成されおり、 1階から3階までが通常の展示販売スペースとなっており、約50種のブランドが展示されています。
4階はロフトスペースとなっており、イベント専用です。
ショーフィールズは何か特定のモノを探しに来るのではなく、好奇心、何かあるかもしれないという興味関心をアンカーし、定期的に訪れてもらえるような店舗と体験デザインにしているといいます。
展示されているブランドは3か月から6か月で入れ替え、キュレーションも一方的にブランド側から顧客に情報を押し付けるような機能や意味のものではなく、相互にストーリーを共有し、紡いでいけるようなことを目指しているといいます。

実際にショーフィールズを訪問したNY在住日本人の記事に店内詳細が紹介されていますので、ご覧ください。
https://www.mo4ma.org/blogs/post/nomad-marketer-at-NY_31-3

showfield
https://www.instagram.com/p/B8jMXbkJ7Tp/より

高速スケール&ピボット(拡大&転換)し続ける
アメリカのスタートアップをご紹介

食料品や日用品の即日配達サービスの一つ アボ(Avo)


アマゾンが展開する生鮮食品デリバリーサービスのアマゾンフレッシュ、インスタカートなどとは異なるビジネスモデル、サービス展開を図っており、 企業、オフィスビルやテナントビル、マンション・アパートなどの集合住宅の管理会社やマネジメントとアボとが契約し、福利厚生やアメニティサービスとして、グローセリーサービスを提供しています。
「B(アボ) to B(企業、テナント、集合住宅管理会社) to C(テナント)」というビジネスモデルです。
日本の生協が、集合住宅だけでなく、オフィスやテナントビルでも利用できるというイメージが一番近いかもしれません。

アマゾンフレッシュは有料のAmazonのプライム会員になる必要がありますが、アボはサブスクリプションにかかる費用や配達費は一切不要、朝11時までにオンラインでオーダーをすれば、夜7時までにマンションのロビーまで届けてくれます。

また、アマゾンフレッシュでは、近隣のホールフーズに置いていないものは買うことができません。
例えば、アルコールや医薬品は個々の店舗に行って購入しなければなりませんが、アボでは複数のスーパーや店舗が加入しており、食料品だけでなく、アルコール、医薬品、家電、生花などの商品を一つのプラットフォームで購入することができます。
オンラインショッピングでの無料配達は通常、配達無料になるまでの金額制限などがありますが、このような制限や配達料は一切かかりませんので、リンゴ一個から気軽に購入することができます。

C(テナント)にとってのメリットが多くあり、B(企業、テナント、集合住宅管理会社)にとっては、追加費用をかけることなく、テナントや社員が利便性の高いショッピングサービスを利用することできます。
そしてアボのビジネスにとっては、オフィスやテナントビル、集合住宅に一括で契約してもらうことで、個人に対して広告を打ち、会員登録をしてもらうという、宣伝、会員登録・契約にかかるコストを減らすことができます。
配送に関しても、個人宅に個別に配送するより、一括でオフィスビルや集合住宅に配送することができ、ある程度まとまったボリュームかつ同じ配達先の配達需要を効率的に捌くことができます。
こうしたビジネスモデルで、フェイスブック、アップル、マイクロソフト、ドロップボックスといった企業やニューヨークのオフィスビル、アパートメントなど、すでに1000か所以上の拠点に採用されているようです。

>>詳しくはニューヨーク在住の日本人によるblog、NYノマド(ノマドマーケターとして、NYの人々、もの、こと、を日々観察、体験したことを素材に、日本の商品開発マーケターの皆さんと共有したいインサイトを綴ります。)をご覧ください。



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